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コミュニケーション能力に苦手意識がある人へ ぼくらと遊べば楽しんでいるうちに力がつきますよ

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

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実は私は英語に苦手意識を持っています。平均的に日本人は英語ができないと自己評価が低いと一般的に言われています。その原因はコミュニケーション能力の低さにあることがわかりました。英語に限らず、日本語であっても他人と意思疎通することに苦手意識を持っている人はほとんど同じ理由から失敗しているのです。

コミュニケーション能力でわかる なぜ男は女の話を聞いていないのか問題

まず大前提として、人は他人の話なんて聞いていないという現実を知りましょう。

これは比喩的な表現ではありません。本当に聞いていません。

「聞こえている」のと「聞いている」のはまるで違うことですよね。

聞こえているのは状態。聞いているのは動作です。ここ超重要!

人でなしの意見ではありません。冷静に思い返してみてください。すべての目のある生き物は、自分にとって必要な情報しか見えませんし、目に入ってきません。

「あれ、こんなところに歯医者あったっけ?」という時がありますよね。そして、その日の夕方には忘れています。そういうものです。

そうしないと、過剰情報で頭がパンクしてしまいます。自分にとって利益にも危険にもならないものは見えませんし聞こえません。

女:「ねえねえ、雨だね」

男:「そうだね」

女:「聞いてる?」

男:「聞いてるよ」

女:「聞いてないでしょ!」

男:「だから聞いてるじゃん」

女:「絶対嘘。聞いてないよ!」

男:「いやいや、だから聞いてるじゃん!」

女:「じゃあ、何の話した?」

男:「・・・・・・。ごめん・・・」

こんな感じのことはよくある。

コミュニケーション能力が高いと相手の解釈をコントロールできる

そんなはずはない!

直感的に反論したくなったあなたは、「そんなことで社会が回るはずがない」という逆説的に直感したわけですよね。

そこにこの話の理解のヒントがあるんですよね〜。

私たちが人の話を聞いた時、一字一句逃さずに聞いていますか?毎回ですよ。

そんなことあり得ません。短い文章ならまだしも、大人はそんなに頭の悪い話し方をしませんよね。複数の文を接続詞でくっつけたがるでしょう?

私たちは会話というリアルタイムのやり取りにおいては、主要な単語だけを抜き取って、自分の言葉に再構築してから飲み込んでいませんか?

それが解釈と呼ばれるものです。

選挙の時なんかに、同じ演説を聞いても解釈が分かれるのはこのためです。

そもそも聞いているパーツが違うのです。

「俺さぁ、この前のワイン教室で理想の相手に見つけたんだよね。今度二人で甲府のワイナリー行ってくるわ。でも、旦那がいるんだって。」

大学の男友達なら「やるな」とか「ずるいよ」と言われるでしょうが、親や上司からは「やめとけ」とか「それ、大丈夫なのか?」って言われるでしょう。

立場が違うと聞いているパーツが違うのです。

日本人であるだけでコミュニケーション能力に関しては圧倒的不利なのか?

まず私たちは日本人であるだけで、ある種のバイアスがかかっていると考えるべきです。

バイアスとは、ここでは偏り。偏見や先入観という意味です。

義務教育課程でわざわざ「古典」にまでさかのぼって国語の文法を研究させられますよね。

もう忘れちゃいましたが、「ありをりはべりいまそがり」とかなんとか。

自分の感情を表現するためには言葉を使い分ける民族です。それどころか相手との力関係さえも言葉でハッキリさせる民族です。

もしかしたら世界最高峰の圧倒的ナンバー1の言語に頼った民族かもしれませんね。

良心的な表現をすれば、世界に誇れる美しい言語。悪い表現をすれば、世界一の無駄。文化とは無駄のことですからね。余暇の時間に費やされるのが文化活動です。

なぜ無駄なのか。

私たちはビジネスメール以外では、非言語コミュニケーションでものを伝え、ものを受信しているからです。

コミュニケーション能力とは言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションとの2つに分かれる

ここで得意気に引用されるのが、お決まりのアメリカの心理学者メラビアン博士の実験結果です。

人が他人から受け取る情報の割合は

視覚情報・顔の表情・・・55%

聴覚情報・声の質、大きさ、テンポ・・・38%

言語情報・話す言葉の内容・・・7%

マジすか!?

コミュニケーションは非言語が9割というわけです。

「人は見た目が9割」以来の衝撃ですよね。

※メラビアンの実験への誤解について指摘をいただきました。

メラビアンが実験で確かめたかったのは、「視覚」「聴覚」「言語」で矛盾した情報が与えられたときに、人はどれを優先して受け止め、話者の感情や態度を判断するのか?ということ。

引用:メラビアンの法則の誤解を解いて、伝える力を飛躍的にアップさせる方法

 (8月31日 17:22 追記)

頭のいい人ならば気づいたと思いますが、プレゼンの前日に徹夜までして資料を作ってもプレゼンの成功との因果関係はほぼ0(ゼロ)です。それよりもネクタイの色を選びましょう。

話を、「人は他人の話を聞いていない」に戻しましょう。

私たち日本人は、英語を「書くこと(writing)」と「読むこと(reading)」を主体に考えてしまうため、一字一句逃さないことを重視します。

でも、実際は会話において、そんな方法でコミュニケーションを取っている人はネイティブでもいなくて、TOEIC職人くらいです。

だって無理だもん。日本語で考えてもわかることです。

日本語だって、長い会話文となれば、必ず聞き返す部分はあるし、「え?」とリピートを求めることだって半分近くあります。特に電話。

コミュニケーション能力は運動能力みたいなもので諦めるのは簡単だけどあると便利よ

実は日本人は言語情報に関する感性やスキルは平均的に高いとわかります。

なので、コミュニケーション能力が低い人は一様に、非言語コミュニケーション能力が低いと言わざるを得ません。

伏し目がちだったり、声が小さかったり、見た目が不潔に見えたり。

「こんにちは」

の簡単なコミュニケーションでも、笑顔を添えるでしょう。

そんなの普通ですが、これができない人が山ほどいるんです。実際は。

そんなの誰も教えてくれないし、学校や会社など集団生活の中で自然と身につけていくものです。

でも、過保護だったり、メールの方が楽だったり、いろいろ邪魔者が近年入ってきていますよね。

現代人のコミュニケーション能力の不足

これは大きな問題ですね。

不足しているものは、供給不足なので価格高騰を起こします。就活戦線でもっとも有効な武器の1つという事実も納得ですよね。

実は、こんな「こんにちは」1つがプレゼンなんだということです。

こんなシンプルなプレゼンのワンチャンスで、相手を味方にすることもその逆もできます。

数々のプレゼン競技者を見ていて強く感じることです。

みんな「プレゼン」という言葉になんか間違ったイメージを持っているようです。

何に騙されているんでしょうか?そして誰得?

パワポの勉強とか、し始めるお間抜けさんとかいるでしょう?

真面目な人は損するなと、つくづく感じておりますよ。

そんな思いが、こんな行動につながりました。

プレゼンを通してコミュニケーション能力を向上させましょう!

世界でもっとも笑えるコミュ力集団を作りたい

コミュ力とは、コミュニケーション能の呼称です。

プレゼンとは、プレゼンテーションの略称です。こっちは大丈夫ですよね?

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