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田端信太郎『ブランド人になれ!』参考になる3箇所

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

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 田端信太郎さんのことは大好きで、2017年12月箕輪編集室という集まりのスピーカーとして登壇された田端さんのファンになりました。(箕輪さんがこの本の編集者です)

この時に田端さんが語った「フォロワー1,000人にできない人は、才能ないからTwitterはやめた方がいい」を真に受けて必死にフォロワー(この場合、フォローとフォロワーの差)を集めるべく考えたのが今の私のアカウントです。

『ブランド人になれ!』の出版はこの時に決まった企画で、すごく楽しみにしていた本でした。読んだ感想ですが、想像以上の「みのわ本」でワロタwって感じです。箕輪さんは本当に田端さんを研究して、すでに憑依させてしまっていたんですね。

なので私に『ブランド人になれ!』はおすすめかと聞かれれば、なんとなくわかったつもりの内容だったことを理由に「1,500円か...アダム グラントの『Give & Take』を買えばよかった」というのが嘘のない丸裸です。※個人の感想です

ですが、誰かと話す共通言語として、『ブランド人になれ!』で使われている言い回しなどを吸収することには大きな意味があると確信しています。

 

ここでは『ブランド人になれ!』で参考になる部分を厳選して3箇所お伝えしたいと思います。なので全体を把握したい人は下の目次から推測してみてください。

 

本の目次は以下の通りです。

第1章 君は誰を笑顔にしたか?

第2章 己の名をあげろ

第3章 会社なんて幻想だ。大いに利用せよ

第4章 市場を支配しろ

第5章 発信者たれ!

第6章 真っ当な人間であれ

第7章 たかがカネのために働くな

 

では、始めます。

 

第2章 18 「何を知っているか」より「誰に知られているか」を問え

特別なトップ・オブ・トップの目に留まれ。あとは芋づる式だ。

これは同時にSNSでの必勝法だと思いました。言い換えれば、SNSは社会の縮図ってことです。

もう情報なんてありふれているので、何を発信してもレッドオーシャンですもんね。どこを経由して入ってきた情報なのかにブルーオーシャンを感じますね。この流れに加わるには、自分を認識してもらえるために「◯◯業界で××の分野といえばこの人!」という存在になる必要があります。

第5章 31 ツイッターをやれ!名刺は捨てろ

この時代、自己紹介も名刺も要らないブランド人を目指そう。

自己紹介と名刺交換をそそくさと始めている時点で、相手に対して圧倒的な情報不足から始まリます。相手のできることを探るプロセスはとても時間がかかります。Twitterを通して著名人(インフルエンサー)同士が話を進めていくと異次元のスピードで高品質なものが出来上がってくるのはこのためです。

私たちはそこまでできなくても、その方向性の一部になるべきではないでしょうか。

第6章 41 部下からツッコんでもらえる上司であれ

恥も余白も失敗もさらして、ツッコマレビリティを感じてもらえ。

この “ツッコマレビリティ” という言葉の発見が我々人類を大きく進歩させる気がします。ツッコマレビリティは総合コミュニケーション能力であり、マーケティングスキルだからです。

ツッコめるのは相手を知っているからです。知ってもらえてるということは売り込めているってことです。これがコミュニケーション能力です。

田端さんはインタビューで「自分の役目は社長にマジレス差し上げること」と語っています。これがツッコミ。前澤社長と田端さん、お互いをもうわかっちゃってるから可能な関係性です。

 

まとめ

というわけで、まずは本屋でこの本を手に取ってみてください。そして、上で紹介したたった3箇所ですから立ち読みで十分です、ぜひ読んでみてください。

私から伝えたいことはたった3つ。

・特別なトップ・オブ・トップの目に留まれ。あとは芋づる式だ。
・この時代、自己紹介も名刺も要らないブランド人を目指そう。
・恥も余白も失敗もさらして、ツッコマレビリティを感じてもらえ。

立ち読みしてみて自分のためになると考えるのであれば、どうぞご購入ください。あなたが決めてください。

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