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生きる目的がわからない人と付き合っても時間の無駄

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

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「...私をどうしたいの?」

人間の価値ってなんだろう?他人に対してあれこれ言うんじゃなくて、自分自身を見つめ直してみたい。

目的から日々の行動が生まれる

「...で、何がしたいの?」

これが大事ですが、相手に察してもらったり、お茶を濁して拒絶されることから逃げたりしてしまうのが人間というものです。その気持ちはよくわかります。

私も、画面の向こうのスターである岡田斗司夫さんに自分の企画をプレゼンしに行った時にビシッと指摘されてしまいました。

「面白いですね...で、私にどうして欲しいと?」

そう言われて、私は急にキョドッちゃいました。(苦笑)

注意:キョドる...あたふたする様子。挙動不審より。

自分のやりたいことがわかっていて、言い出せないだけならば100万倍マシですが、自分自身で自分のことが把握できていないのは大問題です。でもこれ、よく見かける光景ではありませんか?

目的がないと手段もない

わかるとできるの違い

自分の頭の中ではわかっているつもりだった事が、他人に説明してみると自分で支離滅裂である事に気づいたり、計画書を書いてみると書き出しから止まったりするものです。

仕事ができる人が、恋愛でも成功する理由がよくわかります。

自分の生きる目的が明確にある人は、仕事でもプライベートでも、今やるべき事が明確に見えているのです。今だけじゃありません。短期・長期・中期、全部見えるんです。

昔、大社長のかばん持ちを任された時に教えてもらいました。

“ Why? を共有すれば、 How? は考えられる” と。

嘘から始まる狂った人生

人は誰しも嘘をついた経験があるはずです。なので、嘘に例えてお話します。

嘘の何が悪いかというと、嘘を守るために次々と嘘をつかなくてはいけないことだと私は考えています。

目的がなく生きているというのは、自分に嘘をついている状態とほぼ同じです。

生きる目的がないのに、何か自分を騙して生きているわけですから。もちろん、生きなきゃしょうがないのですが。だから、嘘の生きる理由を持ち出します。

「大学に合格しなくちゃ」「内定もらわなきゃ」「両親の面倒を見なきゃ」「お花見を企画しなきゃ」・・・いろいろです。

他人に嘘をつくくらいなら、まだマシです。自分の意識は生きているから。

でも、無意識に自分に嘘をついている状態は、自分を騙し、自分の意識は死んでいます

試しに、今日のスケジュールを確認して、「これ、なんの目的のためだっけ?」と自分に問い直してみてください。きっと、自分探しに世界一周の旅に行くと宣言しちゃう若造を笑えなくなりますよ。私たちは、まだ、自分探しの旅の途中なのです。

理性がないと動物に近くなる

目的がないと理性がない状態になります。行き当たりばったりで、自分以外の要因で日々の生き方をするようになるからです。

「誰かに勧められたから」「あの人もやっていたから」「今日は雨だから」・・・などなど。

自分の人生を生きてない人。自分であって自分でない生き方。夢なのか現実なのかもわからない。ふわふわした気持ちです。

理性がない状態とは、動物に近い状態です。自分の義務は棚に置いて、権利だけを主張するようになります。税金には文句を言うけど、年金はしっかりもらうよ!みたいな感じです。

匿名で他人を誹謗中傷したりするようになります。自分の人生を生きている人には、他人の生き方が自分の人生とは別のものであるとわかるので、「関係ないじゃん」とわかるのです。でも、そうでない人は、駄々をこねて注意をひくことしか思いつきません。成人式で暴れる人たちがその代表です。

ただし、これは他人に対しての批判として受け止めて欲しいのではありません。「自分はどうなんだろう?」と自分を見つめ直すきっかけにしてもらえれば嬉しいです。

私だって、他人のことを笑うことなんてできません。まだまだこれから。

「あの人とは付き合っても時間の無駄」と言われないようにしましょう。