マンガ結社 日中韓

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あるプロに勧められ文章力のための写経はじめます

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

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美女の写真で爆発的にアクセス数が伸びるブログなんてダメだ。

なぜ文章がうまくならなくてはいけないのか

誰もが情報の発信を日常的にできる時代が来ました。

みなさんは友達のFacebookの投稿はどれくらい読みますか?習慣的に読んでいるブログは何人のブログですか?

私の場合は、他人のFacebookの投稿も他人のブログもまったく読みません。活字を読むことが苦手だからです。でも、矛盾があるように思われるかもしれませんが、書籍は読みます。文字の多いマンガは読めませんが、文字だけの書籍は読めます。

これが文章がうまいかうまくないかの違いです。

シンプルにうまい文章だけが読まれるということです。文字の量ではなくて、読める文章なら読めるということがわかっています。

私のブログの目的

私がこのブログを通して実現したいことは、より多くの人に見てもらうことです。ですから、どんな人でもスルスルと入ってくるような整った文章を書く必要があるのです。

良く言うとキャラの立った、悪く言うとクセのある文章はファンに向けてFacebookやTwitterに書けばいいので、ブログには読みやすい文章という役目があると私は考えています。

私のブログを読んでくれる人は誰しも「お前なんかに興味ないよ」というところからはじまることを意識しなくてはなりません。

写経していくのはこちらの本

“ある” 編集の仕事をされている人にお話をうかがう機会がありまして、そのプロ道に大変感動しました。ハッキリ言って、そんじゃそこらのプロではありません。

その方も天性の文章力を持っていたわけではなく「写経」をしていたという部分が強く心に残りました。この場合の「写経」とはつまり、うまい文章を書き写すことです。絵の道の模写ということになります。

私なりの工夫としては以下のような基本を頭に入れた上で、「なぜそのように書いているのか?」を意識した上で写経していこうと考えています。

みなさんからも文章がうまい人の情報をいただければ幸いです。

liginc.co.jp

上の記事の中ではこのように書かれています。

「良い文章とは、わかりやすい文章である」

そして、5つのポイントを最低限チェックするようにと書いてあります。

  1. アウトラインを先に作る
  2. 主語・述語のねじれはないか?
  3. 修飾語と被修飾語は近くに置いてあるか?
  4. 同じ言葉を繰り返していないか?
  5. 接続詞を入れすぎていないか?

私が写経に選んだ本はこちらです。

写経に最適な本はどれなのか?

まずは考え込むより行動です。家にあった本から始めます。以前ご紹介して、えらいPVを稼いでくれた堀江貴文さんの「君はどこにでも行ける」です。

意外に思われた人も多いのではないでしょうか?「文章がうまい」から連想する人が他にいっぱいいるからです。

でも、私の考えは少し違います。

当たり前ですが、堀江さんが自分でこの本を書いているわけがありません。そんな時間はないからです。

必ずプロのライターがいるはずです。

今、堀江さんはオピニオンリーダーであり、注目を浴びる存在です。なので、変なことは書けないからこそライターさんはかなり細かく気をつかっているに違いありません。

これこそ私が求めている種類の「うまい文章」なのです。理由として、後づけですが。

うまい文章とは何なのか?

以前、ブログはプレゼンと似ているという意見を述べたことがあります。

最初の一行で、その先を読むか読まないかを読者は決める権利があります。これはとても残酷なことで、私たち発信側の発言権は一瞬で取り上げられてしまうのです。

「君はどこにでも行ける」の始まりは「はじめに」のこの文章から始まります。

僕が初めて海外旅行に行ったのは、20代前半だ。

「はじめに」を飛ばして読む人には第1章の次の1文が最初の接触となります。

アジア各国は目覚ましい躍進を遂げている。

「はじめに」の最初の1文はパーソナルな事実で、誰も否定しようがありません。「第1章」の最初の1文も客観的な状況説明で、「そうだよね」と誰もが肯定するものです。まずはうなづかせて、引き込みに入っているのかな...

そんなことを想像しながら写経をはじめます。

文章をうまくして何がしたいのか

文章がうまいことは、無音のディスプレイ越しにみなさんとできるコミュニケーションできるための手段です。それは、文章がうまければ、みなさんは私の話を聞いてくれるという考えからです。

ここで言う「みなさん」とは、私のことなどまったく知らない見ず知らずの誰かです。

私はまだ1億2,000万人の日本人のうち、ほとんどの人を知りません。同様にほとんどの人は私を知らないのです。

私のことを少しでも知っている人は何らかの色を私につけているもので、それは私のコントロールできることではありません。それはFacebookで交流したり、実際会うことで、どうこうできる種類のことだと考えています。

少なくともブログでは「はじめまして」が大前提です。ですから、無味無臭でも読んでもらえる「うまい文章」がブログを書く者には必要なのです。

今後の私の文章の成長を温かく、時には厳しく、見守っていただければ嬉しいです。