確率思考の戦略論をあなたのブログがつまらない原因に当てはめてみる
水元英登(みずもと ひでと)
継続課金型コミュニティ設計・管理
半年頑張ってみて、うまく回らないブログは大きく方向転換をするべきという指摘があります。私は自分のブログの伸びしろにまだまだ満足していません。あなたはどうですか?
この度、ある発見からとんでもないことに気づいてしまいました。
ノリで始めたブログだけど、負けたくない!
ブログは我が子同然。多くの人に愛されて見守られてほしい。
ブログの78%は1日50PV未満、アクセス数1日500以上の方は上位3%
なのに、1日1,000PV前後の私でも(PV=ページビュー、閲覧数のこと)、まだまだ世の中に一石を投じるほどの影響力は発揮できません。
「あなたのブログがつまらない理由」なんて、いかにもありそうなタイトルだし。もういいよ...みたいに打ちひしがれていることでしょう。
でもね。本当に本当のマーケティングのプロが語っていることを、そのままブログに置き換えてみるとどうなると思いますか?
現状のブログがうまくいかない理由を、ロジカルで、とてつもない納得力で、目の前に見せてもらえます。
私は、このタイミングでこの現実を知ることができて本当に助かりました。
もう年末ではありますが、ここから一気にこのブログを急成長させるべく改善していけると確信しています。
衝撃の事実
まず、ほとんどの人が知らない事実。
様々は商品カテゴリーに関係なく、消費者の “ある” 購買行動の仕組みが市場を支配しているということです。
これは、どのカテゴリーにおいても同じです。
私たちのブログも様々は商品カテゴリー、シャンプーやコンビニアイス、と同じように強力な法則に支配されているのです。
市場を支配しているのは、消費者の好みです。
プレファレンスとは、消費者のブランドに対する相対的な好感度(簡単に言えば「好み」)のことで、主にブランド・エクイティー、価格、製品パフォーマンスの3つによって決定されています。
確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力
私が出会ったのは、森岡剛・著「確立思考の戦略論」という1冊の本です。
2016年最大の収穫はこの本と出会ったことかもしれない
この本を読む理由は、確率を理解することで操作できるようになることで、勝てる戦いを探すことです。
その信ぴょう性を図る上で、どんな人が書いたのかをお伝えする方が効果的なので著者を紹介します。
どんな人が書いたのか
http://prtimes.jp/i/7006/547/resize/d7006-547-661171-1.jpg
著者・森岡毅(もりおか つよし)
2010年、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)入社。5年間で60以上の新規プロジェクトをことごとくヒットさせV字回復させる。当時のUSJは、集客数が700万人台前半まで落ち込んだ危機的状況。集客数を5年で660万人増やした。2014年にはハリーポッターをオープンさせ、過去最高の集客1,270万人に。2015年にも過去最高を大幅に更新し、1,390万人に導く。2015年10月に過去最高の175万人と、東京ディズニーランドの同月の集客数を抜いて、集客数日本一のテーマパークとなる。
こんなに分厚い充実の内容 3.2cm(Amazon調べ)
この本にはこうも書かれています。
市場競争とは、1人1人の購入意思決定の奪い合いであり、その核心はプレファレンスである
(プレファレンス = Preference、好みのこと)
それってどういうこと?
ちょっと想像してみてください。
仕事帰りにビールを買うとした場合、これまでの経験から「買ってもいい」と思ういくつかの候補となるブランドがあるはずです。
私の場合は、< ザ・プレミアム・モルツ / ヱビスビール / よなよなエール / 一番搾り >です。
消費者は誰しも、このような購入候補となるブランドを持っていて、購入の瞬間にランダムに選んでいます。そして、それぞれのブランドを購入する確率は好みによって決まっているのです。
私の経験に基づいた好みから、候補の上位からの購入確率が順に50%、30%、10%、10%だとします。
ランダムということは、袋の中にザ・プレミアム・モルツが5缶、ヱビスビールが3缶、よなよなエールが1缶、一番搾りが1缶それぞれ入っていて、中身を見ないで1個だけ取り出すのとまったく同じということです。
これが市場を支配しているもの。市場の本質です。とってもシンプル。
これをどう活かせば?どうすれば?
市場の売上 = 延べ購入回数 × 1購入あたりの平均購入個数 × 平均単価
1購入あたりの平均購入個数や平均単価を市場競争することはないので、私たちは延べ購入回数のシェア争いをしていることになります。
ブログで言えば、自分のブログへの訪問回数です。そして、その意思決定は読者の好みによって決まっています。
これが読者視点でなければ私たちのブログが市場競争に勝てない根本的な理由なのです。
私たちは読者の好みの中の地位を高めるために、投入できる資源を最大に集中させるべきだったのです。
それはつまり、ランダムでサイコロを振った時に自分の目が出るように、自分の目を増やすことです。
そしてそれは、読者の好みが支配しているという話です。
うまく好みを高めている友人たち
あんちゃ
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高野りょーすけ
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確率思考の戦略論。まだまだ続きます。
p.s.
クリックしても再生できなくてごめんなさい。
映像コンテンツって、ちゃんと作ると結構大変なんです。
再生できないYouTuber はじめます。
ちなみに今回は、圧倒的に時間のない売れっ子に朗報!移動などの隙間時間だけで読める範囲で読んで書評を書くというYouTuberっぽい企画でした。
いかがでしたか?
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