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働きたくないという前向きな希望を全面的に肯定してみる

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

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働きたくない人が増えています。Googleトレンドで「働きたくない」と検索してみると以下のグラフのように増加傾向です。これは「必ずしもネガティブなことではない」とは考えられないでしょうか。検索する人は当然ながら検索して知りたいことがきっとあるはずです。そのあたりから耳を傾けるつもりで話を進めたいと思います。

 

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<もくじ>

 

働きたくないとは進化だ

働きたくないとは、何もする気になれないこととは別のことです。働きたくないとは、積極的に、働くことを拒否する考えです。働くことが正解ではないと知った新時代的な前進なんです。

そのようには思えませんか?

 

成功者はみんな働きたくないから成功した

働きたくない人たちが何をしているかというと、働いているという認識を持たずに没頭できることで楽しんでいます。

「その道のプロになるには1万時間の投資が必要」とはよく聞く決まり文句ですが、世の中の成功者を観察するとこの言い回しは正確ではないことがわかります。注意してより的確に表現するならば、没頭しまい限りある人生のうちの1万時間も費やしてしまったことで結果的に成功した...

 

そしてプロになるってことです。

 

働きたくないの「働く」の定義は人に使われること

働きたくないとは、人類における一種の進化だと考えられます。右から左へのベルトコンベア式の家畜のような働き方から、それに疑問を持ち主体的に活動する進化です。ルネサンス。人間開放的な新発想です。

 

これまでの「働く」とは、自分を犠牲にして誰かの都合の「いい人」になることでした。でも、自分の好きなことのために都合のいい人を探し出して、その人の役に立つことも立派な「働く」ことだと、ふと誰かが気づいたのです。

 

「なんでもします」から働かないへの逆転

働くの概念を破壊した実例を挙げたいと思います。ホームレス小谷という人物の話です。

彼はホームレスです。50円で自分の1日を売って生活をしています。きっと彼も働きたくない人間の1人だと観察しています。約束を守らないし、遅刻するし、ダメダメな一面も持っています。でも、彼の豊かな生活のスタートは50円で自分の時間を売る「なんでもします」でした。

 

働いているつもりがなくても働いているから大丈夫

なんでもします。ただし、50円に相応にね...というわけです。 

彼の仕事ぶりは、誰かにおごってもらって一緒に寿司を食べたり、イベントで遊んだり、誰かのクラウドファンディングを応援したり...毎日風まかせ...もはや、働いていません。選ばれた時点で選ぶ権利が手に入るから、嫌なところには行かないんです。

 

楽しくてしょうがない場所に行くだけです。

 

働くことの定義の枠を破壊するべき

でも、彼は働いているんです。 働くことの定義がガッと広がっちゃっていることに気がつきますよね。本人に働いているという認識はないでしょうし、客観的に見ても働いているとは思えないでしょう。

 

「働くってなんだろう?」という疑問を常に持っていない人でなければ、このことに気づけません。

 

求められているのは働くことではなくて、役に立つことだ

頑張れば成果が上がったすべてが右肩上がりのかつての日本では、頑張ることが求められました。頑張ったり、無理をすることがイコール成果になることが約束されていたからです。

残業もすればするだけ仕事がこなせるから。でも、今は違いますよね。役に立たないことには頑張らないで欲しいんです。早く帰って欲しいんです。週休三日とか、短時間就業が今後増えてくると見られています。頑張っても、それがイコール成果にはならないからです。

 

著者と読者が直接つながるAmazonの電子書籍出版みたいなことが世界中で起こる 

会社とか上司とかに尽くして尽くして尽くしまくって生活の改善を願い出る封建時代は終わりです。お金を持っているお客さんに直接役に立つことをして報酬を得ることができる時代です。情報社会によって個人の好みが多様化して、恐竜みたいに体の大きな企業では対応できないんですよね。

個人個人が主体的に自分の役立つ部分を欲しい人に提供する時代です。提供っていうよりも一緒に楽しんで満足してもらう感覚に近いと思います。

 

個人が個人の応援を楽しむ時代が来ている

目標金額5万円くらいの個人的なクラウドファンディングもどんどん出てくるでしょう。クラウドファンディングとは、一般に呼びかけて個人から資金調達をすることです。

 

下の例は、ホリエモン公認ヒモデブニート芸人の千葉ちゃんのバンジージャンプを実現するという頭の固い人にはわけのわからないクラウドファンディングです。

「面白いじゃん!」という人もいれば、「他人のお金でやるなんてけしからん!」という人もいます。それが個人の好みの多様化です。

camp-fire.jp

 

働きたくないという境地に至ったらビジネスチャンス

生きづらい世の中だ...なんて思ったらチャンスです。

同じことを思っている人は世の中に20人はいます。なぜ生きづらいのか?どう変えれば嬉しいのか?それがビジネスチャンスです。

簡単ではないけれど、面白い時代がやって来ました。

 

おわり

 

 

P.S. 最後まで読んでくれてありがとうございます。

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