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相互フォローの量的差が収入になる世界が来る

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

「認知」と「人気」は違う。
そして、残酷なことに人気もまた
永遠に保たれるものではありません。

 

Twitterのように、
関心がある時だけ勝手にフォローされ、
知らない内にアンフォローできてしまいます。

 

これと似たような構造があることに気が付きました。

私たちはAmazonプライムという月額定額会員に入っており、
Adobeという会員に入っており、auという会員に入っており、
東京電力という会員に入っていたりします。

 

この構造が個人間で起こる日も近いと私には見える。

 

Twitter化する世の中

「好きです!つき合ってください」

「よろしくお願いします。 / ごめんなさい。」

そんな中坊のような、お見合いのような会話
37年間経験がありませんが、

これはFacebook的通過儀礼。

 

今は

「うちらつき合ってんのかな?もう長いよね」

みたいな

興味ある時だけ勝手にフォロー・アンフォローの世界です。

 

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Twitterが流行っているのは日本だけらしいですが
世界はTwitter化しています。

 

お互いのコミュニティに入り合うお歳暮のような世界

Twitterというのは、
アカウントの主人を中心とした一種のコミュニティです。

アカウントの主人に対してフォロワーがいて
コミュニケーションを取ります。

 

私が数年前から連呼していた

「1人が1つコミュニティを所有し、4, 5つの他人のコミュニティに所属する時代」

もTwitterのような社会です。

 

あるキャラに関心のあるファンややじ馬が集まる
月額定額コミュニティを1人が1つ開設し
お互いに入り合う世の中です。

例えば、俗に言うオンラインサロンを例に取ってみましょう。

 

金額の差、 会員数の差が実力差

日本最大級で
もっともアクティブなオンラインサロンとして
まず名前が挙がるのが堀江貴文さんの
堀江貴文イノベーション大学校(以降、HIU)です。

仮に私がオンラインサロン
「偏愛レボリューション」を所有していたとします。

 

私はオンラインサロン運営を学びたいので
HIUに入ります。

でも、堀江さんは
「お前のサロンなんかに入るわけねぇじゃん」
と言って入ってくれません。きっと。

 

HIUの月額は10,000円(税抜)です。
私のサロンは5,000円(税抜)だとしましょう。

 

堀江さんは、私の会費10,000円を得ます。
私は、堀江さんの会費10,000円を支払います。

10,000円 + 10,000円の20,000円が、個人間の実力差です。

 

もし、お互いに入り合えば
堀江さんは、+5,000円。
私は、-5,000円。

私に、堀江さんがサロンに入るような
実力があれば、
実力差は10,000円に縮みます。

 

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コミュニティに支払う金額と得られる金額の差が収入

これが複数人で複雑に絡み合い、
さらにオンラインサロンの会員数で掛け算したりするわけです。

その成績のプラスの金額がその人の実力。収入となります。

 

イレギュラーな例では
「お前、おもしろいからタダで入って良いよ」
となれば、お互いの実力差は0円にまで縮められます。

 

すでに始まっている相互コミュニティのお金化 

「ちょっと、何を言っているかわからない」あなた!

この仕組みはすでに実験されています。

VALUを思い出してください。
※VALUとは、自分のVALU(仮想株のようなもの)を発行して売買できる。価格は需給で変動するサービス。

 

個人のコミュニティに対して値段が付きましたよね。

価格には個人差があり、
お互いにVALUをもち合ったりしませんでしたか?

売れたVA数にも、個人で大きな差があったはずです。

 

もう、1億総コミュニティ時代は
顔が見えるほどに近づいて来ています。

 

お歳暮みたいなPolca現象

実はクラウドファンディングも
ちょー短期的コミュニティ(熱狂の共有)です。
※クラウドファンディングとは、広く一般からの資金調達をする仕組み。

目に見えないような緩いファンや
プロジェクト主を中心とした熱がないと
支援なんて集まるわけがありません。

 

それを感じたのはPolca現象です。

クラウドファンディングをぐっとお手軽にしたPolca。
お互いに支援し合ったりしませんでしたか?

当然、支援額にも支援者数にも個人差があったはずです。

 

国を持つ者と在野

コミュニティ主以外の人は、従来通りに働いて
コミュニティ主にせっせとお金を運ぶ。

コミュニティ主同士は、
力関係の差で収入の差が生まれる。

そんな経済は目の前です。

 

もちろん、あなたがそんなことを信じなくても
認めなくても自由です。

ですが、後になって気づけば
後になるほど、道は険しくなります。

コミュニティは、信用の蓄積によるものだからです。
できるだけ長い時間を費やして奉仕する必要があるからです。

 

すべての活動をコミュニティへ!
いかに関係をつなげるのかが重要です。

 

社会が変わる時はコップから水があふれ出るように 

社会の何%かが、この勝ち馬に乗った時
臨界点を超えた時には
コミュニティを持っていない人は少数派に回ってしまいます。

www.ted.com

 

私は一刻も早く、コミュニティ作りを覚悟したあなたを手助けしたいと思っています。

コミュニティリテラシーお早めに。

 

おわり