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彼はこうして短所を長所に変え5回の転職に成功した

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

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「あなたの長所と短所を教えてください」。面接でもっともありがちな質問ですが、意外にも即答に困るのではないでしょうか?あなた自体は基本的には変わらないのですから、一度ちゃんとテンプレートを作ればそれだけで勝てるのに。これはやらなきゃもったいない!

面接を受ける側も採る側も経験した私の視点から語ります。

 

<もくじ>

 

どんな反応を求められているのか

まずは肩の力を抜いてください。マッチングの問題なので、自分自身を過不足なく伝えることができれば十分です。

相手がいてこそのコミュニケーションなので、相手が求めている回答することがもっとも大事なポイントです。相手の期待しているツボを抑えて安心させることが戦略的です。

 

模範的回答は研究し尽くされている

例文:

私の長所はコツコツと努力を継続できる点です。

 

人は多かれ少なかれ「コツコツと努力を継続」しています。だから生きているのです。だからこれは普通の人間として当たり前なことです。

でも、相手はこの当たり前が通用するのかを気にしているのです。

 

致命的な論理破綻をしていないか確認できればO.K.

例文: 

短所は、新しいことをはじめるのが少し苦手な点です。

 

短所に関しても、当たり前の話をするだけです。

人間誰しも新しいことを始める時には不安になり、うまく行かないことがあるものです。それは暗黙了解というか、みんなわかっていることです。

 

短所を受け入れて克服しようとしているかが重要

長所と短所は表裏一体のものです。実在するのは個人の特徴であって、どのように使うのかで長所とも言えるし短所とも言えます。人を傷つけるハサミですが、ハサミが悪いのではないのと同じです。

 

ポジティブにとらえられるのかネガティブにとらえてしまうのか

一般的な例を挙げてみましょう。

・決定に時間がかかってしまう → 思慮深い

・他人の目ばかりを気にしてしまう → 気配りができる

・計画性がない → 行動力に富む

 

言っていることは同じでも、言い方を変えるだけでまったく印象が違いますよね。

 

自分を把握して生かす方法を提案できることが大事

重要なポイントは自分の特性をしっかり把握しているかどうか。そして、それを文章化して相手に伝えることができるかどうかです。

受け身では短所になってしまう特性でも、どのように能動的に活躍の場を求めるかによって長所に変わります。

 

自分の特性を理解した上で相手に伝える文章化がカギ

自分のことなので、なんとなくふわっとイメージできている人は多いと思います。ですが、そこで止まってしまっている人が大半です。大事なのは相手に意図した通りに伝わる文章化です。 

 

強み診断ツールを使うと効率的

長所・短所に関しては、すでに何万人という人が語り、言及され尽くしています。私たちがどんな特徴を持っていたとしても、すでに前例があります。

どのような言葉にすると相手によく伝わるのかは、自分で発明するよりも診断ツールの回答を調べるなど探してきた方が効率的でいいものができます。

 

強み診断ツールについて具体的に書いた過去記事はこちらです。 

 

一番強いのは成果報告

何を言おうが自己申告なので、受けては裏の取りようがありません。だから、話の中身よりも話をする私たち自身が見られています。

ただ例外はあります。

話の中身で「あっ」と言わせたいなら具体的な成果報告が強力です。

 

小さくても前進が大事 ギャップに価値がある

例えば、朝が苦手で時間通りに起きられないことが短所であれば、「毎朝のジョギングの習慣づけで朝の苦手を克服しました」とか「夜の寝る時間と睡眠導入BGMを研究して目覚ましなしでも目が覚めるようになりました」とか、変化を起こした実績があれば説得力が圧倒的に増します。

マイナスが普通の人に追いついただけなのに、あなたへの好感度はうなぎ登りです。

 

絶対値よりも、伸びしろにフォーカスされるからです。

この考え方ができれば、マイナス要素が多い人ほど大逆転のチャンスに恵まれています。

 

 

おわり

 

飽きっぽいのは欠陥じゃない。才能だ。