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君はどこにでも行ける徳間書店ホリエモンこと堀江貴文さんの本の感想

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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君はどこにでも行ける 徳間書店 (2016/3/25)

これは売れる!と知人に紹介されたので、みなさんが買うより先に感想を書きます。

今日のテーマはこちら。

世界は変わる、日本も変わる、君はどうする

世界の中の日本は今どうなっているか

日本はアメリカに次ぐ世界第二位の経済大国である。

そんな風に子どもの頃に教えられたように記憶していますが、現在の実情はどうでしょうか?ググってみると以下のように出てきました。

世界名目GDPランキング

  1. アメリカ合衆国 17兆4,181億ドル
  2. 中華人民共和国 10兆3,800億ドル
  3. 日本 4兆6,160億ドル

あれれ。今後日本が盛り返すことなく、このランキングは落ちていく一方だと考えられています。

国が発展していくための3つの条件を聞いたことがあります。

  1. 人口が増えていること
  2. 国民の年齢層が若いこと
  3. 天然資源を持っていること

日本はどうですか?

少子・高齢化でおまけに天然資源を持っていませんね。沈みゆく豪華客船。さて、私たちはこれをどう見るべきなのでしょうか?

真実などというものは存在しない。
存在するのは解釈だけである。

(ニーチェ)

大事なのは、私たちがこの現実をどう見ているのかということです。

ものの見方を変化させないとしんどい

それでも日本は快適な国です。それでも人口は1億人いますし、過去の日本人の勤勉さを物語る財産は随所に残っています。贅沢を言わなければ食べるものに困ることはまずないですし、街は綺麗に整備され不愉快を感じることはほとんどありません。

しかしながら、私たちはこれまでに得たものを維持継続していくだけでは、変化する世界に置いていかれてしまうことを自覚する必要があります。

何が大事で、何が大事ではないのか。見えているものだけを信じていては厳しい局面に直面しています。私たちが何を見ていて、著者の堀江貴文さんが何を見ようとしているのかを考える良いきっかけになります。

 

 

 

 

私の好きな言葉を流行らせたい

私の好きな言葉は「バイアウト」なのですが、私の中で「イチ抜けた」「お先に失礼」と同じ意味なのです。お先に失礼して、次のことができるでしょう?

ただ、これを「買収」という言葉に置き換えると雰囲気は一気に変わって、全面降伏したのに近いネガティブイメージがありませんか?

これは明らかに「バイアウト」とみんなが呼んで、「バイアウト」という共通認識を持った方が得であるので、これこそが見方を変えるべき実例です。

何が大事で、何が大事でないか。私たちはものの見方を正しく知り、ものの見方を判断する必要に迫られていることを知るべきです。そして、この本がそのきっかけとなります。