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水元英登(みずもと ひでと)
継続課金型コミュニティ設計・管理
3月26日。水元英登は晴れて月刊マガジンの発行した。有料マガジンは自身初。「読者とのダイレクトな交流につながれば」と同氏は語る。
有料記事なんて売れるのかな?
タイトル通り。はあちゅう(通称)さんがおっしゃる通り、バズるようなタイトルや文章の中身を自在に出したり引っ込めたりできる感覚を持っていないと、いわゆる “素人” がプロの前線では戦えないというのが文章で収入を得ている人の常識でしょう。
でも、自分の常識がみんなの常識ではないことは、誰しも経験済みなはず。
ある程度の実績のある人はもちろん困難を乗り越える努力をしてきているわけですが、その苦労話に臆する必要はまったくないですよ。という話をしたいと思います。
ちなみに、気になる人が多いでしょうが、はあちゅうさんは写真のチョイスが悪いだけで、実物はかなりお綺麗ですよ。
月刊マガジンは文章を売るものではない
ビックリマンチョコに少年の心を学べ
私の場合、定期購読で真っ先に頭に浮かんだものは「デアゴスティーニ♪」です。あれは完全に “付録” 目当てです。読者は封を切った時の感情の動きを期待して購入するわけですが、それは決して文章によるものではありませんよね?
文章は体験の要素の一部に過ぎない
人間はなぜ文字を使うのか?それは、文字を使った方が伝わる場合を知っているからです。文字は万能ではありません。その使い分けを知っている方が、素晴らしい文章をかけるよりも重要です。
普通の人が文章を書くと40%伝わるとします。文章の前線で戦っているプロが書くと60%伝わるとします。プロの実力で150%アップです。すごいですね。
でも、孫から送られてきた写真なら90%伝わる場合もあります。
どんなに熟練の鍛え上げられた文章よりも、音声が勝ちだったりします。そして、写真の方が勝ちだったり、動画の方が勝ちだったり。やっぱり対面だ最強だったり!
私たちは、何かに得意であるがために、その枠に囚われているのかもしれません。
手段は選べる判断力があれば用意されている
現代のすごいところは、ツールがほぼそろっているということです。
一昔前であれば、他人の映像をお伝えするなんていうと、それこそTVに出るくらいのコストと心理障壁があったものです。それが今はどうでしょうか?スマホを使って、中学生でも小学生でも生放送ができるようになっています。
それを知らなかったり、使う判断ができない方が問題となっています。種子島の伝来の情報を掴んでいるかどうかは命に関わることです。
文章を書くという肉体労働的なものではなく、そもそも文章をチョイスするのかの判断の部分の知的労働の方が結果への影響は大きいのです。
私の月刊マガジンはどうなる?
私はここまでに「note」という重要キーワードを一度も使っていません。私の月刊マガジンは note という仕組みの上に発行するわけですが、「note」という枠について考えていません。
「noteってこういうものだよね」
という思想がそもそもないのです。誰かの note を研究対象にするということも今のところないです。ブログの場合はレイアウトをマネしたりしていますが、noteはそういうカスタマイズはいらないと今の私には見えています。
noteの有料コンテンツを片っ端から買っています。何か作った方はご連絡ください〜。気になったらポチります。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年1月9日
なのでこういうことはしません。いかにも自分の得意分野を確立されていて、自分の土俵に引きづり込む巧妙なプロです。私は「目的」が違うので、これをマネしてもダメだと考えています。
私に月刊マガジンはこれです。
なんだか、週刊将棋的な固いタイトルとなっています。
購読を検討されるみなさんには中身はわからない状態になっているので、限定公開などのキャンペーンはやろうと考えています。でも、本当に重要なのは、中身はどうでもいいけど欲しい。という感情だと考えています。
私にとってのnoteとは、noteが売れるためのその他の活動を考える “しかけ” です。