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数字はウソをつかない理論

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

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自分の進んでいる方向が正しいかどうか
知るには毎日見る数字を決めることです。

 

「計測できなければ管理できない」
ドラッカーの言葉です。

シリコンバレーには
「数字で測れるものを作れ」
という格言があるそうです。

 

「数字はウソをつかない」。

これは思い出したくもない社畜時代に
社長から直接言われた言葉です。

そうです。私は社畜でもなく
動かないタイプの家畜でした。

 

どんな数字を計測すればいいのか

例えば、私は
このようにブログをやっているので
PV(ページビュー)を毎日見ています。

ページビューとは、ブログが何回見られたか
という数字です。

 

日々の進歩を計測できる数値のことを
「メトリクス」と呼びます。

 

数字を伸ばすのに手段は選ばない

メトリクスを設定したら
日々の行動や判断の基準ができます。
メトリクスを伸ばすためのあらゆる手段を使います。

 

更新の頻度を上げたり
1つの記事を4ページくらいに分けてみたり
関連する記事のリンクを貼って回流を誘ってみたり
いろんなことを試してみます。

 

副作用は当たり前

何かを優先すると、
何かがその代わりに悪い方向に動きます。
これは明るくすると影が濃くなるのと同じです。

 

過激な言葉を使ったり、
嘘ギリギリのことを書いたりして
読者の気をひくことも
手段を選ばないとなるとあり得ることです。

また、他人の悪口やえっちな話は
PVをとにかく稼げます。

 

PV!PV!PV!PV!......!!
と鼻息荒くPVを追っていることがバレると
読者が離れていくのは、
こういったことも理由の1つです。

Facebookの「いいね!」の数だけを
追い求めている人は
今も嫌われるのではないでしょうか?

 

追求する数字は1つずつ

だからと言って
PVをメトリクスに設定したのならば
読者の満足を同時に追求してはいけません。

 

記事数を爆発的に増やしつつ
記事の質を飛躍的に伸ばすなんてことは
不可能です。

不可能ではないですが
個人や小資本ではこの方向性では勝てません。

 

記事数にメトリクスを置くのか
1記事あたりの文字数にメトリクスを置くのか
2つに1つで、両方やると両方が中途半端になってしまいます。

 

どんな数字を優先するのかはビジョンが決める

メトリクスは1つしか選べません。
だから、どの数字をメトリクスに設定するのか
とても大事です。

そして、メトリクスは変化するものです。

 

メトリクスの設定し直しは当たり前

PVを増やした結果
見てくれている滞在の時間が
極端に短くなったとしたら

読者の欲しい情報と
記事の内容が一致していないことの証明です。

メトリクスを
読んでくれている時間
に設定し直す必要があります。

 

一度決めたら徹底的に

メトリクスはビジョンに直結しているので
徹底的に追ってください。

「嫌われるかも」とか
「もっと効率のいいものがあるのでは?」
とか言い訳は一切しないでください。

 

ここまで読んでもらえたらわかることですが
とにかく走ってみないとわからないんです。
走った上で修正です。

言い訳はいろいろ頭に浮かびます。
賢い人なら賢い人ほど。

 

それこそ、毎日の数字を
玄関にも、トイレにも、お風呂にも貼ってください。
怪しいブラック企業みたいに。

 

あなたの生活に明確なビジョンを

数字を追うことは手段です。

目的
日々なんとなく過ぎていく生活の
方向性を決めることです。

日々の進歩も方向が一定でなければ
チリも積もりません。

 

積もったチリがあなたの “キャラ” 、特徴・強みになります。

 

もっと詳しく知りたい人は
こちらの本をおすすめします。

 

おわり