シンゴジラの石原さとみ批判は許さん!1人だけ演技をする役だったのだ
水元英登(みずもと ひでと)
継続課金型コミュニティ設計・管理
7月29日に公開された映画「シン・ゴジラ」。公開からすでに1週間以上経って、私の目に入ってくるものは概ね「大絶賛」に近いものが大半を占めます。まあ、1,800円のコストに対して見合うかどうかと考えた場合、どう考えても見合うので、絶賛が正しい反応なわけです。
<もくじ>
今回の石原さとみ問題について
警告:この記事はネタバレを含みます
まずは自分の立場を明らかにしておきますね。
私は何があっても石原さとみさん(以下敬称略)の味方です。
引用:シン・ゴジラで石原さとみに「ZARAはどこ?」と聞かれたので、都内のZARAとマストバイをまとめてみた! – Trequartista(トレクアルティスタ)
石原さとみだけが演技をしている
今回の問題は、今、話題の映画「シン・ゴジラ」において、米国大統領特使であるカヨコ・アン・パタースン役を演じた女優石原さとみについてのことです。
その演技に違和感を感じる、場合によっては進行上のノイズになるというごく一部の人による発言についてです。
石原さとみを確認
デビューのきっかけ
第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン 「ピュアガール2002」でグランプリ受賞。
1986年12月24日生まれ、東京都出身。
身長157cm。A型。
可愛いから妬まれる
Googleで検索すると、他のキーワードで「石原さとみ 可愛い」と勝手に出てきてしまう人物。
CM出演多数の日本を代表する人気女優です。
石原さとみは役目を果たしているだけ
極端な言い方をしてしまえば、劇中、石原さとみだけが演技をしているわけですから浮いてきて当たり前です。
「演技とはなんぞや」を語ることは私にはできませんが、受け止める側のお客さんがすべてであるという考え方を振りかざすならば、この考えを強く主張したいです。
豪華キャストがただ早口言葉を詰め込む映画であるという前提
キャスト328名の一覧もこの映画の話題の1つだったことは間違いないわけですが、そのみんながみんな個性を押し殺すかのように、リアリティを追求する演出になっていたことは見逃せません。
冒頭の前田敦子にも気づかない人もいるのでは?(当時見ない日はないくらいの人気アイドルグループの元メンバーですよ)
一種のボケ なぜ笑ってツッコメないのか
そんな中、石原さとみだけが「そんな奴はいない!(実在しない)」とつっこみたくなるキャラクターで「勝手に泳いで」と注文された格好です。
外国人役とは聞いてなかった。台本読んで、どうして私にオファーがきたんだろうって。アメリカの特使で日系3世。そんな人いない、調べても出てこない。庵野さんが何を求めているのかをすごい考えました
石原さとみは賞賛されるべき
作品や商品を提供する側は、誰からも100%褒め称えられることは不可能なのです。
無限にある可能性の中で、形にしてしまった時点で一点に固まってしまうからです。
それについてあれこれ言う側は、残りの無限の可能性から都合のいい部分を取り出して比較することができるので絶対的に有利です。
「落ちない城はない」。城を攻める側と守る側のようなものです。攻める側はいつでも止めることはできますが、守るということに終わりはないのです。
石原さとみは女神役だった
映画「シン・ゴジラ」は本当に怖い映画です。
名前に「God」を含む、世界を浄化しに来た神を殺す映画です。神のプランに異議を唱えて止めてしまった人類に「それならどうしたいのだ?」という問いを突きつける映画です。
モスラとか、ミニラを知る世代の人が娯楽映画だと思って見に来ちゃっていたら、ドン引きの怖さです。
シンゴジラ感想 まとめ
リアリティを追求しているからこそ、そこに一種の違和感「これはお話ですよ〜。フィクションですよ〜。」という救いの役目が置かれたということです。
結果的に損な役回りみたいな空気になっていますが、石原さとみは救いの女神です。
参考
庵野秀明監督自身によるラーメン屋さんの例え
おわり
P.S. 最後まで読んでくれてありがとうございます。
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