原宿竹下通りが似合わない私が原宿に行く理由。足を運ばないとわからないことがある
水元英登(みずもと ひでと)
継続課金型コミュニティ設計・管理
東京都・原宿竹下通り。急速に近代化を果たした東京都内に取り残されたアジア。新宿や渋谷でも稀な「狭さ」による高人口密度。平日の昼間、圧倒的に多い女の子。ここで1人で歩いている私はタレント事務所の社長にしか見えないことでしょう。実際、私の目の前で、私よりもおじさんに制服姿の女の子がスカウトされ顔を真っ赤にしていた。大人にはお気をつけください。
原宿観光案内所を見つけてさらに奥へお進みください
圧倒的ピンク率。
竹下通りを抜けると横断歩道の向かいに「原宿観光案内所」? 初めて気がつきました。
「あの〜すいません。原宿観光案内所ってどこですか?」
と外国人に聞かれても説明できないような立地にあります。原宿観光案内所に行くための「案内所」が必要です。
観光案内所の裏の通り。ちょっと入っていくのに勇気がいります。
この先に果たして希望があるのでしょうか。
2つ目の右へ曲がる道。
この先が指定場所です。
DESIGN FESTA GALLERY。つくづく私は “アート” がわかりません。
私には居住地に見えます。
目的地はオンライン展でした
前置きが長くなりましたが、今日はあるプレゼンイベントで共に戦った戦友、怪談師でアーティストのナナシロさんの主催イベントにお邪魔しました。
壁一面に並ぶアート作品と同じように、自分も参加できます。
私もアートになっちゃいました。
全身が映らなくて、膝裏が見えなくてゴメンなさい。
ナナシロさんの作品は、燃やしたPC・・・ではなく隣の映像作品。との本人の解説。
燃やしたPCは、不要になったPCだそうです。
私はお焚き上げの架空ストーリーを頭の中では展開しました。
不要だから焼くのではなく、拭い去りたいから焼く。積極的に焼きたいPC。
そういう意味でスマホがぴったりかもしれませんね。「思い出すから見たくもない」スマホをお焚き上げ。
アートとしての考えも色々質問しちゃいました。快く応じてくれたナナシロさんありがとうございました。
なぜベースがブルーシートなのか?
どこまでイメージしてスタートしているのか?などなど勉強になりました。
燃えたPCも机の上など腰の高さに持ってきて「Don't touch(触らないでね)」の札を置くとより価値を感じるのではないか?との私の提案にも「いいね!」と言ってくださり、ちょっとアートに参加した気分になりご機嫌になってしまいました。
アイデアのブレストは無責任が勝ち
上機嫌の水元はしゃべるしゃべる。
お客さんも巻き込んで、アイデアのブレストが突如開始されました。
技術者のKazuhitoさんやカエンさん、さらにアラスカ4世さんもいて多方面からの贅沢なアイデアが生まれました。
AI(人工知能) × アート をブライダルに投下とか、
怪談 × 原宿かわいい とか・・・
・・・と、なんだかんだで相当長居してしまいました。全部ひっくるめて快適空間でした。
面白い人と触れ合うと基準値が上がります
主催のナナシロさんが面白い人だから、ここへ来る人も概ね面白い人のようです。
昨日の短い時間ではありましたが、みんな面白かったです。
私はこういった展示を見に来ても、自分の居場所を見つけられずに素早く立ち去ってしまうのが常です。
ですが、今ここにある世界を楽しむというのは、とても有意義なことだと再発見しました。
今、何もなくて「何か」を探している人は、貪欲に何度も足を運んでみてはいかがでしょうか?
日替わりで得るものがありそうな空間です。
この等身大パネルのモデルさんも来場予定があるそうです。
Twitterアカウントがおそらくこの画像なので、友達になれたら自慢できますね。
イベント情報
8月28日 18:00まで開催。
11:00〜20:00 無休!
デザインフェスタギャラリー原宿 WEST 1-F
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-18