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人前で堂々と話すために最速最短のやるべきこと判明

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

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昨日、東京・渋谷で私が代表をしている競技プレゼン協会による「自信を持って話すために」ワークショップが開催されました。私たちはつまらない話に消費されていく世の中の膨大な時間損失を豊かなものに変えるべく、気づきの提供に日夜取り組んでいます。人前で堂々と話すために必要なことが見えたので私の考えを共有します。

座って話すような長い話は9割が無駄

みなさんは企画提案の社内会議にうんざりしたことはないですか?

こんなもの、紙一枚配ればいいじゃん

グダグダ電話営業でうんざりしたことはないですか?

彼女の話を長々と聞いた挙句、なんの話なのか見失って冷や汗をかいたことはないですか?

人間なんていい加減なもので、どんな話を聞いても、もともと自分の記憶の中にある情報と一致したものくらいしか理解できません。

「あ〜、あれね」ってやつです。

話の中身なんて一文さえも伝わっていないのです。

座って話すほどの長い会話なんてほとんど無駄ということです。

これは2014年にちょっと話題になった立ったまま会議です。覚えてますか?

dime.jp

話を聞くのって本当に疲れるからきっかけがあれば離脱します

結論を先に言え!

人は相手に説得されるようなことはなくて、自分の中でロジカルに結論までの流れを組み立てられないと行動しません。

マーケティングの世界では言い古された話ですが、

24種類のジャムの試食販売と6種類のジャムの試食販売とを別々に実験したところ、6種類のジャムの購入率が10倍近く高かったというものです。

人は処理しきれない情報を与えられても混乱し、現状維持の方向に動きます。

この場合は買わないという選択です。

だから、初めて聞く提案を長々と話されても情報過多に陥り、途中からは現状維持を前提とした聞く姿勢になるわけです。つまり、音は聞こえているけど話は聞いていない状態。

一旦情報を遮断して、今自分が持っている材料の中で論理を組み立て始めます。またはいかに断るか考え始めます(= 話は聞いていない)。

相手の直感に引っかからないと話にならない

話の中身は一文も伝わらないのですから、話のほとんどはもっとも伝えたい一文に信頼性や価値を感じてもらうための自分自身の売り込みと考えて問題ありません。

自分自身を売り込むのに効果的なのは外見、動作、声の大きさやテンポによる演出です。

話している人の態度で、その人が持っている話の背景にある根拠みたいなものを人は瞬時に感じ取ります。

嘘ついてるな。とか、調べてきてないな。とか。

それは潜在的な勘のようなもので、直感と呼ばれるものです。そして、直感は思っているよりも正しいものです。

直感の背景には自分の積み重ねてきた経験の根拠があるからです。

話をする時のジェスチャーは自分のためにできる演出

自信を持って話すために大事なのは、自分自身への演出です。

自分は自信たっぷりに話している人間なんだと自分に言い聞かせながら話します。

今回の勉強会では、初めて見た意味のわからない単語について自信たっぷりに話すという訓練を繰り返し行いました。

つまり、嘘情報をいかに自信ありそうに話すかを実践したわけです。

明らかに自信のないことを話そうとすると自分がどのようになってしまうのかを体感してもらい、話す人がどうなっているのかを見てもらいました。

目線、動作、話すスピード、テンポ抑揚に明らかな変化が出ました。

自分自身を奮い立たせるのに有効なのはジェスチャーです。

エイミー・カディの「ボディランゲージが人を作る」は大変参考になる話で、自分がイメージする素晴らしい話手のジェスチャーをマネすることで、まるでその人になったかのような快感が湧いてくるようになります。

www.ted.com

人前で堂々と話せるようになるのは簡単

人前で堂々と自信たっぷりに話せるようになりたいのであれば、自信たっぷりな人を演じればいいのです。

自分の話の中身に自信の根拠を探すのは難しいです。

話の中身で勝負しようとすると、会場からのいいリアクションは返ってきませんから、余計に悪い空気を感じて萎縮してしまいます。

だって、会場の聴衆はあなたほどあなたの話の中身に詳しくないから。

その場ですべてを伝えるなんて無理

細かい話は「採用」が決まってから詰めるべきものです。

まずはあなたを選んでもらうこと。話はそれからです。

自分はできます。安心してください。というメッセージをただただ相手に植え付けることが限られた時間で許された私たちができる一点集中攻撃です。

言葉での表現に頼らずに、非言語によるメッセージを重視しましょう

開催イベント情報

競技プレゼン協会によるワークショップ(呼称:勉強会)は月に一度の定期開催です。毎月最終週に開催されるプレゼン発表会(呼称:競技会)のアウトプットに備えるためのインプットの役割を担っています。

講師:堀元見(ほりもと けん)

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競技プレゼン協会

つまらないプレゼンのイメージを覆すため、面白いプレゼンという概念に対するファンクラブとしてオンラインコミュニティーのメンバーと効果的なコミュニケーションについてインプットとアウトプットを繰り返す団体です。

エンタメプレゼン市場の開拓という裏ミッションを持つ。

代表:水元英登(みずもと ひでと)

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camp-fire.jp

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