考える方法論を見つけることができたら人生狂っちゃうよね良い方向に
水元英登(みずもと ひでと)
継続課金型コミュニティ設計・管理
カレンダーの節目で思うこと。何か月、何年、考え続けていまだ何の成果も得られませんでした!!ということが誰しも経験があるのでは?その「考える」は大丈夫?興味深い記事を見つけたので、「考える」とは何か?私なりにかみ砕いて飲み込みたいと思います。いつか、「考える」の教科書を作りたいと思いました。
取り上げる記事:考えが浮かばないのは、「問い」が悪いせい? 考えるための3つの方法論|それ、科学的に教えてもらえませんか?|石川善樹|cakes(ケイクス)
<もくじ>
考えることが必要な理由
なぜ考えることが必要なのかと考えた場合、その答えは考えない人は不幸になるからです。自分の持つ有限な資源である時間をどれだけの価値にしていくらの金銭と交換するのかが幸福になる上でのすべてであるわけですからね。
幸福のために必要なものは自由な時間ですもんね。
考えることができない人は、誰かの幸福を支えるだけの存在となります。映画『もののけ姫』で登場した、だんだん家畜になるというイノシシの神と同じですね。
ここまでは大丈夫ですか?
「考える」とは何か?
では、「考える」とは何なのでしょうか?きっと明確に説明できる人はいないでしょう。
考えることとは競泳のスタートの飛び込みに似ています。いかに深いところまで潜り込めるかと同じくらい大事なことがあります。
それは、いかに潜ったまま前に進めるのかの肺活量みたいなものです。
つまり、集中して考え続けることができるかです。
考え続けることができない理由は割と明確に発見されています。
考えが止まる時というのは、問いが大きすぎて自分が何について考えているのかわからなくなった時です。考えるということは、自由度の高すぎる難しい作業なんですね。
難しいことは覚悟の上。だからこそ立ち向かう価値があります。
分割する
まずは5秒で答えられるレベルまで問いを分割します。1つの問題に見えているものは、実はいくつかの問題の塊であることに気づくことが第一歩というわけです。
二軸の発見が超重要
分割する時はシンプルに二軸で考えます。真実かどうかは別にして、すべての物事は二軸で構造化できると仮定します。これは、人間が理解できるのが二軸までというのが理由です。
例えば、大きいか小さいか。
あとは、比較してより大きか、より小さいかしかありませんよね?
逆に大事なのは意味のある二軸を発見することと言えます。この場合の意味があるとは、今まで自分が見えていなかった部分を発見できるかということです。
まったく違う2つの問い
メジャーな二軸の分割として、今立ち向かっている問いが「前例がない領域なの」か、すでに先人によって「考えつくされた領域」なのかというものです。
そう言われれば、そりゃそうだよねってことなのですが、前例があるのかないのかで考え方のプロセスはまるで違います。その違いとは、思考の自由度です。
前例がない問いは情報量が少ない分、思考の自由度が高いと言えます。時間軸で見るとだいたいの物事は、情報量が増えていき思考の自由度は低くなっていきます。そしてやがて、考えつくされたところに行きつきます。
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考えるための武器
情報不足の前例のない問いに対して武器となるのは「直観」です。一から絵を描くような創作活動。原始的な問いと言うことができます。
情報の十分な考えつくされた領域では、すでにある全体を見渡して構造を見つけ出す「大局観」が武器となります。
この両極端の間は一般的なよくある問いです。「論理」を使って考えます。
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コメントに秀逸なものがありました。理解を深めるために、引用させていただきます。
「考えつくされた領域」に、直感で挑んでること、多々あるな...。
考えるための武器の失敗作
考えるプロは、直感と論理と大局観をうまく使うけれど、考えるのが苦手な人はひらめきと経験とバイアスに基づいてい考えてるんです。
引用:考えが浮かばないのは、「問い」が悪いせい? 考えるための3つの方法論|それ、科学的に教えてもらえませんか?|石川善樹|cakes(ケイクス)
このように書かれていたのですが、売れない保険営業マンを想像すると何となくわかりますね。
ひらめき...「今日はこの人に当たってみよう」
経験...「いつもこのやり方でうまく行ってきた」
バイアス(偏見)...「血液型A型だからこの攻め方で行こう」
みたいな感じです。
これに対して、考えるための武器となる「直感」「論理」「大局観」は根拠に基づくもののことを言います。
「直感」と「ひらめき」の違いがわかりにくいかと思います。直感とは好き嫌いの根拠があるものです。
ひらめきは再現性のない思いつきです。「これ、イケるんじゃない?」というやつですね。根拠がないので連続性がありません。
「考える」って再現の設計図を描くことだ
物を「考える」上で6つの武器の使い分けがわかるようになったのは大きな収穫です。
役に立つ武器 直観 / 論理 / 大局観
役に立たない武器 ひらめき / 経験 / バイアス
これまで、どうにもうまくいかなかった仕事が「ひらめきと経験」によって意思決定していたことに気がつかされました。
大事なことは、過去のうまくいった事例がなぜうまくいったのかわかることです。そして、今から自分がやろうとしていることがなぜうまくいくのかわかることです。
「再現性」というのが1つのキーワードと言えます。
考えることが見えてきました。まだほんの一部ですが。
物事の根拠がわかるまでのプロセスを、ひたすら5秒で答えられるまで分解して、積み上げることだったんですね。スタート地点とゴール地点と、それらをつなぐものが見えてきました。
明確な正解などなくて、誰しもが完璧を求めて走り続ける、そんなテーマだとは思いますが、少しでも正解に近づく努力が少しでも良い成果につながるのです。
おわり
P.S. 最後まで読んでくれてありがとうございます。
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