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結論ですがAirbnbとはどうやって使うものなの?

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

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Airbnb(通称:エアビー)とは簡単に言うと部屋の貸し借りの間に入るサービスです。でも、さすがに最先端の流行を引っ張っている企業だけあって、理念や仕組みがとにかく進んでいます。そんなところにも注目してもらえると楽しんでいってもらえると思いますんで、そのまま読み進めていってください。

  

<もくじ>

 

Airbnbは旅好きの私にぴったりな世界のお部屋探し

Airbnbと言えば、9月のニュースで企業価値数兆円(約300億ドル)と報じられたビッグネームの企業です。(米Airbnbが8.5億ドル調達、企業価値300億ドルに - WSJ

2008年8月創業、カルフォルニア州サンフランシスコに本社を置いています。

 

空いているお部屋と泊まりたい人をマッチングするサイトを運営

私たちが直接関わるAirbnbは、空いている部屋を貸したい人と、泊まるところを借りたい人とをマッチングするWebサイトのことです。

 

www.airbnb.jp

Airbnbのサービスはこれからの世界の価値観を左右するシェアリングエコノミーのマッチングサービスの代表です。

シェアリングエコノミーとは、例えば、車を所有している運転手の空いた時間とそれをタクシーとして利用したい人とのマッチングをするUber。スキルを持った人の空いた時間とそのスキルを使って何かを手伝って欲しい人とのマッチングをするクラウドワークス。これらのように人々がお互いの資源と価値を交換したり貸し借りする協力のことです。

 

Airbnbは、191カ国以上の、34,000以上の都市で、200,000件以上の物件が登録されており、60,000,000人以上のゲストが利用しているサービスです。

パリ、ロンドン、ニューヨーク・・・もちろん東京も、あらゆる都市の部屋が自分の家になります。ちゃんと日本支社もあります。

 

とにかく簡単なお部屋検索

Airbnbという存在と言葉は知っていたけれども、なんかめんどくさそうというのが本音ではないでしょうか?でも、Airbnbは最先端の企業です。めちゃめちゃユーザーのことを考えたWebサイトの造りになっています。

 

この記事では、部屋を利用するゲスト側目線で進めて行きます。ホスト側に興味がある人はこちらの記事をどうぞ。

www.uniuni.tokyo

 

AirbnbのWebサイト(https://www.airbnb.jp/)のトップ画面から「どちらまで?」という枠に行きたい都市名を入力します。

 

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トップ画面はとてもシンプルで無駄がありません

今回は試しに「東京」にしてみましょうか。

 

 

予算によってどれくらいの数の候補があるのかぱっと見でわかりますし、金額による絞り込みも楽々です。

 

f:id:mizumotohideto:20161106164007p:plain左側で条件を絞っていくと右側の地図の候補地が変化していきます

 

 

条件によるフィルタリングも簡単です。

 

f:id:mizumotohideto:20161106164424p:plainわがままはお部屋を決める前に言えるので安心

 

 

気になるお部屋の詳しい情報をチェックすることができます。

 

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どんな部屋で何が置いてあるのかも細かくチェックできます

 

 

過去の利用客による感想(レビュー)もしっかりチェックできます。

 

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レビューを見えば部屋のオーナーの評判がよくわかります

なんと、ここまでがログインなしでできちゃいます。

 

気に入ったお部屋を見つけて、日程も決めて、ホストに連絡を取る時にはじめてログインを促されます。

だから、Airbnbは中身を全部見た上で、実際利用するかどうかを決められる仕組みになっているのです。

 

どこに行っても泊まれること自体が楽しかったことを思い出す

Airbnbがあれば、世界のどこへでも行けますね。

 

その街で暮らし始めたかのような朝から旅がスタート

旅行とは、何も知らない土地へ行って観光地を回ることだけではありませんよね。実際、旅行ガイドブックやインターネットで調べ尽くして、もはや知らないところではない状態で行きませんか?

私たちにはよく知っているつもりになっている近所の行ったことがないところが思っている以上にあるものです。

Airbnbの楽しみ方は、そんなところにもあるのです。

 

その街で暮らし始めたかのように、朝起きた瞬間からが楽しいのです。

 

例えば、朝の築地場内市場というのはどうなっているのか興味がある人はいませんか?通勤ラッシュの始まる前のほとんど人が通らない都心部の地下鉄の駅の光景を見てみたくはありませんか?

 

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いつもは路線図で見るだけだったり、乗り換えのために電車は乗り降りするけど改札を出たことがない街に「泊まる」となれば、深夜まで地域の飲食店を探したり、逆に早朝に散歩やジョギングなどを楽しむとそこは発見だらけの見知らぬ土地です。

 

私たちは、職場と自宅の往復の退屈な毎日から解放されて刺激を求めるために、高額の飛行機代を支払う必要なんてないのです。世界一美味しい和食がお手頃価格で食べられるこの日本で、飛行機代を食事に使うことだって可能です。

 

人生にかかる4大コスト

これまで所有することが当たり前だと思っていたものに、このシェアリングエコノミーの概念が入り込むと、所有するために稼がなければいけなかった時間を直接の奉仕に向けることもできるようになるというわけです。

所有しなくて済むということは買わなくて済むということです。購入の代わりにシェアをするからです。そうするとお金を稼がなくていいのでみんな働かなくなるかというとそうではありません。シェアできる人を含め、大事な人のために時間を使うようになります。

 

過去から現在に至るまで、家というものは「所有」が当たり前というのが常識でした。

しかしどうでしょう。家の家賃というものは、ほとんど家にいないサラリーマンであっても家を空にしている時間の分も家賃を支払わなくてはなりません。そして、日本の人口の大多数が、このサラリーマンスタイルなのです。

私たちはそうせざるを得ないと思い込んで自分のいない空間にお金をどんどん消費してきたのです。

 

TEDx Tokyo 2016に登壇したホリエモンこと堀江貴文さんは、人生にかかる大きな4つのコストについて自分の考えの発表をしました。

 

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日常にありふれた常識の外にあり見えてない当たり前のことを語るホリエモンこと堀江貴文さん

多くの人は、家を持つために大きなローンを背負い、そのために労働し、家で時間を過ごせないのではありませんか?

その理由は、みんながやっているから

そうではありませんか?

 

それってふと気づくと、「なんか変だよね」という案件ですね。

 

堀江さんは家がありません。ホテル暮らしだそうです。

シェアリングエコノミーの概念が少しずつ世の中に浸透し、人口の3割くらいが家を持たず衣食住の「住」をシェアするようになったら世の中が一気に変わるでしょうね。

需要があるとわかれば、供給しようとする人が必ず増えていきますからね。

 

変化を受け入れられない人は、値下がりし続ける家を抱いて呆然とするだけです。

 

ホリエモンのTEDx Tokyo 2016の話はこちら。

www.uniuni.tokyo

 

訪日外国人観光客を増やそうと言い出した数年前に、今のように平日の昼間に東京中心部で遊んでいるのはほとんど外国人という状況やコンビニの店員がほとんど外国人という状況を誰が予想できたでしょうか。

東京オリンピックの2020年までの数年間で、日本はまた劇的に変わりますよ。

 

レビューの蓄積によって国境のない通貨に代わる価値が生まれる

私たちが部屋を選ぶ時、価格以上に注意するようになるのがホストに対するレビューです。つまり、ホストの評判です。

つまり、安い部屋でホストの評判が悪いよりも、高い部屋でホストの評判が良い方が売れるということです。

これ、面白いことが起こっているのですが、気がつきましたか?

 

ホストの評判が、お金に相当する価値になっているということです。

過去の善なる行為がホストの価値を高めることになるのです。

 

現在は極端な話、汚いやつでも所得が高ければ最高級のサービスを受けることが可能です。そして、労働者はお金を持っている経営者にひれ伏すしかありません。戦国時代の戦争中みたいな暴力が支配する世界を引きずっています。

ブラック企業、過労死、不透明なお金の流れなど、見えているものは全体のごく一部でしかありません。

そもそも、相手がどんな人なのかわからないのに、紙切れ一枚持っているだけで偉いなんておかしな話だとは思いませんか。どこでどのように得たお金なのか、ほめられるお金なのかわからないじゃないですか。

 

そんな力で力をねじ伏せる時代に「評判」という「ありがとう」をベースとした価値が生まれます。

これは高度なコンピューターとインターネットによるビッグデータの取り扱いによって可能な時代が来たということです。

古き良き日本の「お天道様(太陽)がちゃんと見ているぞ」が現実のものとなるわけです。

 

自分が裏でやっていることが明らかになっては困る人はたくさんいるので、いろんな理由をつけて抵抗してくるでしょうが、時代の流れには逆らえません。

早いか遅いかだけです。

「ありがとう」が言葉だけじゃなくて、ちゃんと評価をお返しできる社会はもう目の前まで来ています。

 

そんな理由から、私はAirbnbの1日も早い日本での全面普及を応援しています。

 

 

いかがでしたか?

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